コンニャクこんにゃく

TYPE : SEASON : 11月

サトイモ科の多年生植物。

タネイモを春に植えて、10月頃堀り上げ翌春に再び植える。(これを3回(3年)ほど繰り返す)
10月頃に堀り上げ(1年生)翌春に植える。同じく10月頃堀り上げ(2年生)の翌春に植えて10月に堀り上げると3年生となります。
3年生になると直径30㎝ほどに成長し、コンニャク加工に適した大きさになります。


【加工】
生のコンニャクいもはシュウ酸を多く含み、そのままでは強いえぐみがあり、ゆでても焼いても食べられません。
コンニャク特有のプリプリプルプルの歯ざわりはマンナンという食物繊維が灰汁(あく)というアリカリ性物質によって変化したものです。 
現在では食品工業的に加工され、コンニャクが製造されていますが、主産地の群馬県では家庭でコンニャク作りが行われています。

コンニャクのカロリーは非常に低く、食物繊維が豊富なことからダイエット食品としても人気があります。
また、コンニャクは不溶性食物繊維で小腸で消化されず固形物のまま大腸に達し、腸の老廃物を押し出す効果があり「お腹の砂出し」とも言われています。