ダイコンだいこん

TYPE : 野菜SEASON : 5月

ダイコンはアブラナ科の野菜です。
ダイコンは種子春化作用といって、種子が吸水した時から低温に感応し、花芽分化をします。分化後は高温長日条件で抽苔が促進されます。しかしながら、夜間の低温感応を日中20℃以上の高温で打ち消す作用があります。これを脱春化作用と言います。

播種

2月18日に黒マルチの穴の中に種子をまきました。品種は「おしん」で、抽苔の遅い青首大根です。前述の脱春化作用を利用するため、穴あきのビニールトンネルを被覆しました。

このビニールには、暑い時に高温にならないよう細かい穴が開いています。2月下旬から3月上旬の強い風でビニールが何度か飛ばされたので心配です。

発芽してきました。このビニールの開孔率は1%です。

播種二回目

3月13日に2回目のダイコンをまきました。品種は「耐病総太り」で代表的な青首大根です。3月いっぱいは、夜間の温度が5℃以下になりので、前述の脱春化作用を利用するため、ビニール被覆する必要があります。4月以降ビニールを外した時のために、寒冷紗を被覆した上に開孔率2%の穴あきビニールを被覆しました。

3月20日には双葉が揃いました。

間引き

3月18日(本葉2枚時)に1本に間引きました。間引きは、草勢の強すぎるもの、逆に弱すぎるもの、胚軸が曲がったものなどを抜きます。