周辺施設・見どころ

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周辺施設

区分 名称 電話番号 拠点施設から
宿泊施設 こまどり荘 0494-56-0100 隣接
キャンプ場 中津川村キャンプ場 0494-56-0021 徒歩10分
キャンプ場 王冠キャンプ倶楽部 0494-53-3111 車で10分
管理釣り場 奥秩父源流中津川渓流釣り場 0494-56-0545 徒歩2分
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周辺の見どころ

「錦渕の紅葉」

滝沢ダム上流端の広場が整備されており、地名のとおりカエデ類の紅葉が美しいところです。

「大滑のヤシオツツジ」

大滑トンネル上流側から見られる推定樹齢約500年のヤシオツツジ。4月上旬ごろから花を咲かせます。

「ヲロ沢の滝」

大滑トンネルと中双里集落の途中、県道対岸に見られる落差のある滝。新緑と冬の氷柱が美しいところです。

「中津峡」

中津川渓谷沿いの総称、県内随一を誇る新緑と紅葉の名勝地。例年10月下旬から11月上旬が紅葉の見頃です。

「持桶女郎紅葉」

秩父から中津川に向かう仏石山トンネルの先、県道脇にある有名なモミジ。

真紅に色づく時期には、観光客やカメラ愛好家が多く立ち寄っています。

「出合 氷の滝(樋滑石)」

秩父から中津川に向かう持桶トンネルの先、正面に見られる50mを越える切り立った岩壁。

冬になると一面が氷柱で覆われ、ダイナミックな景観となります。

「湯立沢の大トチ」

旧大滝村の指定名木で推定樹齢400年、幹回り6.2mのトチノキ。

森林科学館から上流4kmほどの市道17号線から見ることができます。

「その他」

両神山からの眺望、山吹谷のゆり岩と万右衛門倉の岩稜、小品沢の七段の滝、相原山持桶の景など数々の名勝地があります。

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中津川地区の見どころ

「樹徳千載碑」

中津川県有林の沿革を記し 本多静六博士の功績をたたえる碑。

熱き想い・林業マン郷愁の地でもある旧中津川県有林事務所に建てられています。

「中津川龍神水」

中津川集落にもあるお諏訪様(諏訪神社の上社と下社)を行き交う神の化身「龍神様」のいわれがあります。山裾からこんこんと湧き出ていて夏でも冷たい名水です。

「南天山」

標高1,483mの奥秩父七峰の一つ。名の由来は頂上が南を向いていることからという説があります。

山頂からは両神山、雲取山、和名倉山などの奥秩父連峰と群馬県境の峰々、浅間山を360度のパノラマで展望できます。

「諏訪神社」

中津川の鎮守様。1546年(天文15年)の創建、中津川に諏訪信仰が入った経路は不明ですが、甲斐国の武田氏と関係があるといわれています。

境内には稲荷社、八幡社、天神社が祀られています。特に、稲荷社は明治期に鉱山関係者によって創建されたといわれています。

「足の神様」

中津川地区入口の市道にある緑色をした小さな祠。

昔から腰から下の病全般何でも霊験効ありということで、地元の人に親しまれています。

「源内居」

平賀源内が1766年から1768年(明和3年~同5年)及び1770年から1774年(明和7年~安永3年)までの2回中津川に滞在した折に、名主幸島家の敷地の一角に建てられたもので、源内自身の設計施工によるものです。

(個人所有のため現在見学はできません。)

「金山神社」

中津川地区(下出集落)の山道を登り金山廃坑口の桃の久保にある鉱山関係の神様です。

すぐ側には源内が掘ったといわれている坑道跡も残っています。

「薬師堂」

金山神社への道を登っていくと中津川地区各家の墓地があり、この側に小さなお堂が建っています。

かつては中津川の元気な子どもたちで賑わう寺子屋に利用されていました。

「二十三夜様と地蔵様」

中津川村キャンプ場への入口の反対側、擁壁をくりぬくようにして二体の仏像が祀ってあります。

坑道跡を利用して祀ってあり、昔はお産の神様ということで祈願に来たそうです。

「旧大滝村立中津川小学校跡」

中津川村キャンプ場への入口を下ると小学校跡があります。

薬師堂から始まり、小学校として継承された校舎は、昭和59年をもって廃校となりました。

「八瀬尾根」

中津川と神流川の間にある尾根で、中津川地区が見える絶景の地。露天掘跡や坑道跡が多く残っています。

昔は小倉沢(鉱山)の学校へ通う通学道の近道として使われていました。

「中津川いも」

中津川特産のじゃがいも。紅色で細長く玉子大くらいの大きさ。特徴は、あまり大きくならず締まっていること、
皮付きのまま食べられ煮くずれしないため、地元では田楽にしたり、味噌ころがしにして食べます。

栽培量が少なく、「幻の芋」といっても過言ではありません。

中津川地区のマップ
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中津川の植物

早春~春

林内に咲き乱れる山野草と、キブシ、ダンコウバイなどの黄色い花から、ヤシオツツジなど赤や紫色の花へ移りゆく景観は、秋の紅葉に勝るとも劣らない美しさといえます。

・イワウチワ、スミレ類、トウゴクミツバツツジ、ヤシオツツジ

初夏~夏

奥山の亜高山帯植生や岩壁にしがみついて生育する植物など様々な植物を比較的容易に観察することができます。初夏は多くの樹木が花を付ける時期です。

・ツバメオモト、イワタバコ、アズマシャクナゲ、イワヒバ

初秋~秋

初秋には山野草が可憐な花を咲かせています。

中津川の紅葉は、10月上旬に三国峠から始まり、中津峡では11月上旬まで見ることができます。カエデ類など赤く染まる樹が多く、晴天で一日の寒暖差が大きい日が多い年は、より鮮やかな紅葉を楽しむことができます。

・ツリフネソウ、ダイモンジソウ、フシグロセンノウ、紅葉

多くの樹木が落葉し見通しが利くため、樹形がわかりやすくなります。樹木の生育状況や分布などの観察適期です。

・樹木の生育状況、樹形、冬芽

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(番外編)中津川の方言(秩父地域を含む)

「食べ物」

・かて飯=ゴボウ、ニンジン、コンニャク等種々のものを一緒に煮付けた具を入れた混ぜご飯。

・かてる=一緒にする ・おしたじ=うどん、、そば等のつゆ

・つみっこ=すいとん ・おっきりこみ=うどんを生のまま入れて煮込んだもの ・しょっぺえもの=漬物

「物」

・せいた=背負子 ・しゃくりぐわ=さくきり鍬 ・てしょう=小皿 ・ほっち=ふた、栓

「人・生物」

・でーろ=カタツムリ ・はだかでーろ=なめくじ ・あおた(くろんぼ)=カモシカ ・おんなし=女の人たち

・おとこし=男の人たち ・わけえし=若い人たち

「状況表現」

・うなう=畑を耕す ・さかさうない=傾斜のある山の畑を下から上に土を上げながら耕す ・おくり=奥のほう

・すける=手伝う ・こばらがすく=ちょっとお腹が空く ・おっぺす=押し倒す ・なから=(量的に)けっこう多い

・ひとっきり=(時間的に)けっこうかかる ・げえやねえ=つまらない ・ほきる=伸びる、成長する

・おちょくる=からかう ・ほっつきあるく=当てもなくふらふらする ・うちゃある=捨てる

・えんでみる=出かける、歩き始める ・よういなもんじゃねえ=楽なことではない

「その他」

・えらい、うんと=いっぱい、たくさん ・よいじゃなねえ=大変だ ・ひゃっこい=冷たい

・ごうろ=石がごろごろしている所 ・ごうぎだなあ=すごいなあ ・さくい=親しみやすい人 ・じゅうくう=生意気

・がたいがいい=体つきが、がっちりしている ・もちっと=もう少し ・ちょうきゅう=正確、ぴったし

・こけえら=このあたり、この辺 ・そうしろいなあ=そうした方がいいよ